くしきゆかりに導かれて

神社参拝と御朱印についての記録です。

【和歌山】高野山(女人堂、壇上伽藍、一乗院)

さてさて、いよいよ高野山に着きました。泊まる宿坊は一乗院です。大門横の道から中に入り、メインストリートを抜け左折して一乗院の場所を確認後、更に左折して女人堂へ向かいます。

 

《女人堂》

高野山が女人禁制だった頃はここまでしか女性は来れなかったとか。高野山に来て一番最初に訪れるのに良いかなと思い選びました。御朱印を書いて下さった方から、高野山の栞とこうやくんのシールもらいました!このこうやくんのシールめちゃめちゃ嬉しい!こうやくんめっちゃ好きなんです。あの虚無の目がたまらん。他にもぴちょんくんとかも同じく虚無の目をしているので好きです。

 

《壇上伽藍》

宿坊に車を停め、壇上伽藍へ向かいます。外国の方多いですねぇ。大阪に比べると白人さんが多い印象です。宿坊協会で内拝観券(1500円)を買います勿論。協会の人、英語ペラペラやった…。そこからてくてく歩いて蛇腹道から入りました。東塔を超えて目の前地現れたのは思ってたのの1.5倍ぐらい大きかった根本大塔!!お、おっきい!そして朱い!!中に入るとこ、これやぁ!これ見たかったやつ〜〜〜!立体曼荼羅〜!(レイちゃん)いやこれすご…え、すご…でか…すご…。これは…生で見た人しかわからんと思うわ…素晴らしい…。白人のおじさんが写真撮ろうとしてたのでNO PHOTO…と注意しておきました…徳を積んでしまった…。

というか根本大塔に限らず、どのお堂も思ってたより大きい。根本大塔の向かいに納経所があるので御朱印を頂きます。若いお坊さんたちでしたが、私が事前に読んだ本によると壇上伽藍の御朱印を書けるのは僧侶だけらしいです。繊細な筆で根本大塔と金堂の御朱印を頂きました。私の後に物凄い人が並んできてタイミングが良かったです…。

次に金堂へ向かいます。ご本尊の扉は閉じられていますが、内陣の両脇にはあの両界曼荼羅が!日本広し津々浦々曼荼羅はたくさんあれど、やはり曼荼羅といえば両界曼荼羅ですよね〜。ブラタモリで見たな〜ここ。

続いては六角経蔵をぐるぐる?ごろごろ?します。もうこんなん完全に密教のテーマパークや。たのしい。松はあんまり落ちてなかったので探しませんでした。奥にある御社がとても良い雰囲気でした。ぐるっと伽藍を回って一旦宿坊へ戻ります。

 

《一乗院》

一乗院は精進料理が美味しいと有名らしい。何よりお部屋が綺麗でトイレ、洗面が付いているので選びました。8畳の小さなお部屋でしたが、寝るだけなので問題なし。宝来と呼ばれる高野山独特の切り絵の奉書がありました。戌年だからかわんこでした。御食事は17時半から。足つきの御膳?(なんで名前なんだろう…)を器用に重ねて運ばれてきます。また更に後からあたたかいお料理が随時運ばれてくるとか…。松茸のお吸い物や湯葉さし野菜の炊き合わせなどなど…美味しく頂きました。そして胡麻豆腐!これがほんものか!なんというねっとり感。もともと肉も魚もそこまで好きじゃないし豆腐が好きなので物足りなさは特になく。揚げ物何かなぁきのこかなぁ揚げ出し豆腐かなぁとか楽しみにしてたんですが…い、いちじくの揚げ出し…でした。食べれなかった…まぁすでにお腹いっぱいだったってのもあるんですが…いちじく…いちじくか…。ふふ、まぁええんやで。

夕食の後、夜の奥之院参道を触りだけでも…ということへ散歩へ。寒い!上着持ってきてマジ正解だった!奥之院へ向かう途中にもお堂や宿坊が並んでいます。夜は特に宿坊のアプローチが灯篭で照らされてドラマチックです。夕食時間帯だからかあまり人は出歩いていません。でもまだ19時前…10分ぐらい歩いて奥之院の入り口に到着!お、おお〜こ、これが…ていうか人いない。恐る恐る踏み込みます。分かれ道は左を選択。澄んだ空気、朧月の中歩みを進めます。う、やっぱちょっと怖い。けど不思議な感覚。ここは現実なんだろうか?静か。最初の分かれ道が合流した辺りで引き返します。帰りの道は車道側なので明るいです。奥之院からの帰り道はぞろぞろと奥之院へ向かう方達とすれ違ったので良いタイミングだったのかもしれません。奥之院へは明日の朝行きます。